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沖縄北部の魅力
私たちのツアーエリアは沖縄島北部。
やんばるの森、珊瑚の豊かな海、琉球王国時代からのこる独特の文化
に思いきり入り込むアドベンチャー。
わたしたちのツアーエリア
沖縄島北部
日本列島南西端に位置し、大小160もの島で構成される自然豊かな沖縄。
黒潮の影響で、一年を通して温かい気候、豊かな雨量に恵まれています。
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沖縄への飛行時間(目安)
東京から那覇 約3時間 大阪から那覇 約2.5時間
世界自然遺産やんばるの森
やんばるの森は、1億年前から生息しているヒカゲヒゴや、やんばる固有種のやんばるくいな等、多種多様な生態系を育んでおり、2021年7月、日本には5つしか存在しないユネスコ世界自然遺産に登録されました。やんばるの森は、昔から人びとの暮らしになくてはならない存在でした。沖縄島の中南部には山がなく、琉球王朝時代から近年まで薪や炭、建築資材となる材木はすべてやんばるの森が担ってきました。人びとは古(いにしえ)の時代から、森の恵みを享受しながらも、森が100年先まで続くように配慮をし、また自然への畏怖や感謝の念、独特の自然崇拝の文化を持ち、自然と共に生きてきました。
広大なやんばるの森の中にたたずむ神秘的な大木。
目の前にすると、自然の偉大さや尊さに圧倒されます。
サンゴのあふれる豊潤な海
世界中でサンゴが減っていく中、沖縄には世界に生息する種数の約半分、400種ものサンゴが生息し、さらに新種が発見されるほど。サンゴは、様々な生き物の住み家や産卵場所を提供し、海洋生態系の中で重要な役割を担っています。この貴重な海は、地元海人(うみんちゅ)の「海と調和」した生き方があったからこそ保たれてきました。
海人(うみんちゅ)の海への想いと共にサンゴに対面すると、格別の愛おしさを感じます。
独特の自然や文化が残る集落
やんばる地域の集落は、美しい海と山に囲まれており、この自然環境を一体として認識し、その恵みに感謝しながら、日常の営みを行っています。ここでは、特有の街並みや生活文化が色濃く残っています。やんばる地域の村落は、一つの川を中心にして海に面しており、隣の村とは山々で仕切られています。土地の使い方は合理的に計画され、村の中心から同心円状に耕地、薪炭生産地、建築用材の取得地などが配置されています。これにより、水源地や自然環境の保護が考慮され、これまでに手付かずの状態を保ってきました。村内には、台風や潮の被害から家屋を守るために築かれたサンゴ石灰岩の石垣や風除けのフクギの伝統的な景観を今も見ることができます。
独特の風情を持つフクギ並木。
集落を守り、人びとの暮らしを見守ってきたフクギという存在に触れ、自然のそばで生きることについて思いを巡らせます。
先人の智慧を伝承する木造帆船サバニ
サバニとは、沖縄や周辺の島々で古くから使われていた船。主に漁業や荷物の運搬、人々の移動手段など、実用的に活躍していました。ルーツはやんばるなどの森の大木をくりぬいた丸木舟(マルキンニ)。琉球王朝時代に森林保護などを目的として、丸木舟の製作が禁止されたことや、新しい漁法に伴い、より大型の船が必要になってきたことなどから、複数の木材をはぎ合わせる工法が考案されました。こうして1950 年代頃までは各地で活躍していた木造の帆かけサバニですが、「エンジン」の導入で「帆かけ」が減っていき、「FRP(繊維強化プラスチック)」の登場で「木造」の船は次第に作られなくなっていきます。船大工の数も減り、帆を操って船を走らせることが出来る方も少なくなっていってしまいました。このような経緯で一度途絶えかけた木造の帆かけサバニですが、2000 年に「第1 回サバニ帆漕レース」が開催されたことなどをきっかけに、多くの帆かけサバニ愛好家が現れ、地元出身者が工法を継承するため尽力しています。
古より人々の拠り所である御嶽
沖縄の御嶽(うたき)は、森(ムイ)、城(グスク)、拝所(ウガンジュ)など、すべての"聖地"を指し、神々が降り立つ場所とされています。これらは琉球神道において祭祀が行われる特別な場所であり、信仰の対象となっています。琉球神道は、古琉球・琉球王朝から受け継がれてきた信仰を表し、特定の神々を持たない自然崇拝の宗教です。この信仰はアミニズム的な要素を含み、霊石(ヒジュル)や山など、自然界のあらゆるものが沖縄の御嶽(うたき)として崇拝されます。また、「カミウガミ(神拝み)」は、沖縄の伝統的な巡拝行事で、忌み月である旧暦1月・5月・9月に行われます。かつて、琉球王朝はノロを先頭に、関連する御嶽(うたき)を巡拝し、神聖な行進を行ったと言われています。
世界文化遺産「琉球王国のグスク」
今帰仁城跡(なきじんじょうあと)は、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として、2000年に世界文化遺産に登録されました。この城跡は、古代の歴史に遡ると言われ、その起源ははっきりとはわかっていませんが、おおよそ13世紀ごろまでさかのぼるとされています。昔、沖縄本島は、北部を北山(ほくざん)、中部を中山(ちゅうざん)、南部を南山(なんざん)の3つの地域が支配しており、それぞれの地域に王が存在していました。北山王(ほくざんおう)が15世紀に琉球王国が成立する前に築いたのが今帰仁城跡です。北山王は北部地域を中心に統治し、中国との貿易も行っていましたが、1416年に中山を支配していた尚巴志(しょうはし)によって滅ぼされ、その後、今帰仁城跡は1422年以降、琉球王府から派遣された監守の居城となりました。1665年に最後の監守が退いた後は、祭りの催しを行う場所として使用されてきました。今帰仁城跡は、広大な敷地を誇り、その面積は8ヘクタールに及び、首里城と肩を並べるほど広大です。城壁は地形を巧みに活用し、美しい曲線を描いており、その長さは1.5キロメートルにわたり、中国の万里の長城のような壮大さがあります。この城壁は、一般的な日本の城壁とは異なり、中国との交流の影響を受けている可能性が考えられますが、その詳細ははっきりしていません。
世界で注目される
アドベンチャーツーリズム
自分の内面に変化をもたらす、究極の旅行体験
アクティビティーや自然体験を通して、その土地の文化に没入する。
単なるラグジュアリーではない、より意味のあるバケーションの
過ごし方を求める人が増え、
欧米豪の富裕層を中心に世界的に人気が高まっています。
アドベンチャートラベルの5つの体験価値
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01THE NOVEL AND UNIQUE
今までにはない
ユニークな体験その他の場所では味わえない、その土地ならではの魅力的な
体験がある -
02TRANSFORMATION
自己変革
体験を通じて、自分自身が
成長・変化していくことを
感じることができる -
03WELLNESS
健康であること
旅行前より、心身ともに健康になった感覚を得ることができる
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04CHALLENGE
挑戦
身体的・心理的に様々な
意味合いでの「挑戦」の
要素が体験に含まれている -
05LOW IMPACT
ローインパクト
体験にあたって、文化や自然に対するインパクトを最小限に
抑えていると感じられる